■日常の風景を見、夢を見、目を閉じてまた景色を見る。

よく知られた目の一つに、たとえばカメラの目というものがある。これに覆い被さるような別の感覚の目が一方で目覚めている。この別の感覚の目は、わずかな紙切れに視野が360度 入ったり、白より、明度の高い赤が存在するときがある。ここを埋めきれない現実感‥‥。過去も、現代も、みんな青よりも、もっと青なのだと叫び続ける声が聞こえる。毎日、毎夜、耳が破れるほど大声で聞こえるが、私はまだ、小さな音しか描けない。